感謝の一年

この歳になると涙腺も緩みがちで、チョットしたことで涙ぐんでしまいます。
一番ウルッと来るのが障害者のスポーツなど。
「頑張ってるなあ」と思うだけでもう泣けちゃうのです。
その辺歩いているお母さんが脚が悪いのにものすごく頑張って歩いてるのを見るだけで泣いちゃうのです。

子どもたちが親元離れてこの山に来て頑張ってると思うだけで「よくやってるなあ」と思うともう涙が出てしまいます。
たった一晩でもこういう山の中で一生懸命やってる姿は感動と感謝でいっぱいになるのです。

孫が「はやいハヤイ」と言いながら走ってるのを見るだけで感動の涙です。

そうしてその後には、とてつもない感謝の気持ちが起きてきます。
こうして神様や仏さまは僕らに何かとてつもなくいいものを与えてくださっているんだ・・・。そう思うのです。

どんどん年とっていきお正月が来たらすぐに67歳になります。
先日の車の一件などは老化の証拠です。
でも、着実に与えてくださる仏様の力は感謝以外に何物も無いのです。

今年もいよいよ今日で終わりです。
早朝に神社にもお参りして「今年もありがとうございました」と拝んできました。

よかった事、悲しかったこと、大変だったことうれしかった事全部ひっくるめて「感謝」でいっぱいの年でした。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
と言ってももう明日ですが。
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しぼりたての牛乳

今朝、朝ごはんの後ノンビリしていたら玄関のピンポンが鳴りました。
家内がインターフォンに出てみたら、聴きなれない声がして「ちょっと出て来てくれ」と言ってるというのです。
よほど親しい人か、乱暴な人か?
石井さんだべ?とか、イソごんだべ?とかいろいろ声の主を予想しているうちに一良が勢いよく渡り廊下をかけあがって行きました。
駆け上がって行くったって高低差20メートル距離50メートルはありそうな渡り廊下ですから並大抵ではありません。
しばらくして一良が重そうな声出して戻ってきました。
牛乳を入れるカンと言うのをテレビなんかで見たことあると思いますが、あの入れ物に「牛乳」満タン持って来てくれたのです。
「あー、臼井さんだったのか」
臼井さんと言うのはとなりの集落のお爺さんです。
となりと言ったって、沢をぐるっと回ってくるのですから3キロはあるでしょうね。
「人遠」と言ういかにも人がいそうもない集落で牛を飼ってるじいさんです。

新鮮そのものだけどこの量をどう消費したらいいのやら。
とにかくあっちこっちに分けなきゃあ。

急に静かな山に

「子ら去りて 静かさ戻る山道を 
        犬と戯れ 今日は雨降り」(山の茂吉)
今日は朝から雨で余計に静かに感じました。
昔、寮生たちも家に帰り、僕ら夫婦と子どもたち5人になって、フーッと息も抜けるのですが何ともこの山の中に取り残された感じで寂しく感じました。
一晩でまた戻って来てくれる寮生や、年によっては正月も帰らない寮生がいたりしていろいろでしたが・・・。
一年に一度この数日は本当に静かになります。

昨日までのにぎわいを思いだして、カッくんはどうしてるかとか、カイト君はどうだっただろうとか、メイちゃんはまた元気に来てくれるかなあとか、ヤスアキ君は受験だねとか、とにかく一人一人考えてしまいます。

またすぐに来年が始まるのですが、まあこういう数日も必要なのですね。

と言っても暇なのは僕だけで、まなえちゃんと朝から受験の勉強しました。それで他の人は実は野菜と卵の出荷作業がハンパなくたくさんで超忙し日です。勉強なんかしてる場合じゃあないのですね。
雨降りの寒い中でわかちゃんやアックん一良 マキちゃん、裕子さんたちは冷たい水で野菜を洗っていました。

ぼくはまなえちゃんと薪ストーブ焚いてあたたかい机で勉強して申し訳なかったです。

餅つきしました。

昨夜はカッくんと悠ちゃんのコントやケンちゃんの面白い手品など有りましたが、なんと言っても世界一の「ハーモニカ」美土(よしと)君の素晴らしい演奏がありました。
とにかく、その桁違いの演奏はみんな引き込まれてしまいました。
合宿の演芸大会にしては超高級でした。

さて今朝から今年の締めの行事「モチツキ」をしました。
たくさんの人が登って来てくれて食堂がぎっしりになりました。
写真を見せたいくらいです。
搗きたての餅をみんなで食べたのですが座りきれずに「山賊コーナー」を作ってゴチャゴチャに座りました。
そのおいしかったこと・・・。
大根おろし納豆、小豆、ノリ、キナコなど目いっぱい食べました。

そして解散前にもう一度よしと君の演奏を聴かせてもらって最高の解散会になりました。

美土君は本名「清野美土」です。ケルト音楽祭世界で優勝したのです。
なんとその出発がくだかけの合宿の時の「演芸大会」でハーモニカを吹いたことだったんだそうです。
パリ在住ですから、こうして日本に帰って来てこの山に来てくれて泊ってくれて子どもたちにまた次のメッセージを置いて行ってくらるなんて、素晴らしかったです。
彼らのCDが数枚事務所にありますのでほしい人は買ってください。

それから今回はのじイモのほか、なんとフィッシュが結婚したばかりの旦那を連れて現れました。
みなよしと君と同時期にいた子たちです。
皆で記念撮影しました。15年ぶりでした。

ところで、昨夜僕は初めてのアブナイ目に会いました。
と言うのは車ごと谷に落ちそうになったのです。
幸い、合宿中だったので若者が何人も1キロ先に駆けつけてくれて、トラックでロープでつなぎ、後ろから何人もの人が押してくれて無事でした。
本当にこんなドジ踏むなんて老化現象です。

この楽しい雰囲気をぶち壊しにしてしまいました。
駆けつけてくれたお兄さんたちありがとうございました。

今年もこうして無事暮れて行きそうです。

今夜は楽しそう

今日はミカンもぎに午前中行きました。
広いミカン畑であちこちで収穫作業しているのはとても楽しいですね。
天気も良くて最高でした。

お昼ご飯を食べている時にパリから「よしと」君が来ました。
ハーモニカクリームズのよしと君です。
15年ぶりですが何も変わっていませんでしたが、中身はすっかりミュージッシャンでした。
さっそくいろいろな話しで盛り上がりました。
このことは「くだかけ2月号」で紹介しますね。

今朝は渡り廊下を悠ちゃんと小野さんと僕でやりました。
小野さんと組んだらものすごいスピードで終わってしまいとてもよかったです。
今朝の朝の話は「六道輪廻」の話でした。
皆なんだかよくわからなかったようですが。

正坐のあとのお経は一段と声がそろって気持ちよかったです。
正坐の姿をみんなで記念撮影しました。

今今夜のメニュー「鹿肉カレー」を制作中です。
同時進行で明日のモチツキの準備が始まりました。

また夜は密かに何か出し物があるようで楽しみです。

親からの解放

昨日から山の「たね合宿」が始まりました。
昨夜はものすごく皆が開放的になって、夕食後風呂の時間まで楽しく過ごしました。
あのMちゃん(高一)が「津軽海峡冬景色」を聞きながら風船遊びしてる姿は親に見てもらいたいほどでした。
でも待てよ。親から解放されてるからこそ積極的に生きられるのだ。
そう思うと思春期って何よりのテーマは「親からの解放」であることを感じます。
自立自立と言うけれど親問題だということはよく言われるわけです。
日本の社会で「教育」が病んでいるのは親の意識問題かもしれませんね。

H君(大一)はカイト君と一緒に今朝は風呂掃除を希望して活躍。
小野さんに「力もちだね」と言われおとなしい性格だから密かに喜んでいました。

早朝の掃除は僕はヤスアキ君と組んでやったのですが、現場に行くともうすっかり始めていて「先生はいつも遅れてくるから」と言われてしまいました。こんな風に慣れてくると僕のことまでカバーしてくれます。
鶏の世話には西村君とケンちゃんと言う強力教師希望コンビが出動してました。

朝食は春ちゃん(高一)Mちゃん(高一)ミズキちゃん(中一)のトリオが担当してくれました。
カッくん、アオイ君、ヤスアキ君が一匹ずつ元気よく行ってくれ早朝の霜柱を踏みしめて元気元気です。

カッくんは悠ちゃんとコンビで渡り廊下の掃除もしてくれて、大声でしゃべるから山の遠くにこだましていました。

なんと、Mちゃんは鶏の卵取りまであっ君にくっついて行ってしまいました。

今日からは小1のメイちゃんが参加します。

どの子もどの人もここで目いっぱい活動できるのは、ヤッパリ親からの解放が大きな要素だと思います。
もう一つは何でも自分でしなければならない仕組みです。
誰かの指示に従うのではなく、それでいて一つの方向(生産的、創造性)がある生活、こんな何ともいえず「よい生活」です。

今日は野菜の出荷作業したりしたあとはゆっくり遊びたいと思います。

今朝の「全真堂」での正坐のあとの僕の話は「火」についての話をしました。
人類は火を使っていろいろ発展してきました。便利さを手に入れたことで火もずいぶんいろいろな形で簡単にできてきました。ところがその便利さゆえに本物の火そのものの扱いを忘れてしまい、とうとう原子の火まで扱うようになり収拾つかなくなって、精神性も失われてしまったのです。ここでやってる「生の火の扱い」はこころの安定に一番役に立つと思っています。小さな火から大きな火にしてゆくコツは人生のコツと同じなんです。とまあそんな話しました。

たったのあと2日ですが若者や子どもたちと楽しみたいと思います。
親からの解放と言うのは子どもが解放されるというより、親の方が解放していないというテーマだと思います。
この社会がもう少し健全になってもらわないとあっという間の「全体主義」なってしまう気がします。

今日から「たね合宿」

もうゆうべからあっ君やヤスアキ君やカイト君が登って来てにぎやかになりました。
すでにいた西村君と夕飯に来たイシワッチャンがいたので楽しい夕飯時になりました。
今朝は「全真堂」にあっ君とヤスアキ君が来て一緒に正坐。
他は鶏の世話に。
「どうしてこういうわけ方になったの?」と聞いたら「昨夜べべ抜きで決めました」と。

さて今夜は20人になります。
先輩も次々来そうな気配だし、久しぶりに楽しい冬合宿になりそうです。

昨夜、ヤスアキ君の作った「シュトーレン」をみんなで食べました。
中学3年生の男の子がこうして次々と見事なお菓子を作ってくれるとビックリ感心してしまいます。

それでなんと昨日は世間はクリスマスイブでした。
食堂で一段落してから部屋で静かにしていようと思いました。
   「ゆったりとクリスマスイブ過ごすには
        ビートルズなど一人楽しむ」(山の茂吉)

山の中で聴くビートルズはどんなもんかと思うでしょうけど、とてもいいのですね。

最近制作した人生の宿題はなかなか評判もよく楽しみです。
今日はKさんから「人生の宿題かかえゆず風呂へ
                深きあんしん至る極楽」(MK)
と言うのをいただきました。
今夜からはゆっくり風呂に入ってるわけにはいきませんが、とにかく初めてきた子たちもいるので楽しく過ごしたいと思います。
明日からは合宿の様子を報告します。

地球号

冬至が過ぎるとなんだかまた頑張ってグルリと回るのですね。

   「冬至過ぎ また一周の地球号」(山の茂吉)
山に住んでいると冬至の頃の日の出の位置と夏至の頃の日の出の位置とでは、目の前の山三つ分くらい違います。
今は一年のうちで一番南に行ってしまってます。
またその位置が戻り始めるのです。
こうして見ていると、わが地球号は忠実に、同じ角度を保ちながら太陽の周りを回っているのですね。

月との関係でこういう傾きがあるので四季があるのだと聞いたことがあります。
ものすごい奇跡的なことです。
僕らはただただ暑いだの寒いだのと言っていますが、これが実はとてもありがたいことです。

さてこの寒さの中明日から「たね合宿」始まります。
もうすでに何人か山に登って来ています。楽しみですね。
はじめてくる人はドキドキでしょうけど、何度も来ている人は緊張の中にも楽しみがあるのです。
風邪ひいて行かれなくなったという連絡も来ました。熱が高く出てインフルエンザかもしれないのですね。
そう言う人は無理のないように休んでください。

ミカンもぎに行ったりする予定です。

一日原稿書きと時代の要請

誰もいない事務所で今日は頑張って一日原稿書きしました。
と言っても朝のうちに二人相談に来ましたが・・。
で、何を書いたかと言うと「欲望の2コース」と言う文章です。
「ナーム」3月号の原稿です。

このところ、僕の中では「欲望」についての冊子をまとめることがテーマになっているのでそんな題になりました。
人間の欲望は「自我意識」とともに実に扱いにくいものなのですが、そのテーマは意外にホッタラカシにされています。

教育においても平和においても「欲望」を起点にして人類はどのようにあるべきかを求めないでは解決なしです。

そこで頑張って、その方向を求めるべくして「自らの欲望」をモデルに語ってみようと思うわけです。
すでに来年のテーマが決まってるというのもいいですね。

山では昨日今日とテレビ取材でにぎやかです。
たまごを中心に農産物のことですから僕には直接関係ありません。
最近よくこの山の中の循環型有機無農薬農業の取材があるようで、時代の要請のようにも思います。

明後日から子どもたちの「たね合宿」です。もうすでに早い子は登ってきます。
楽しみですね。

冬至

今朝、8時過ぎには出かけようと車の駐車場所に出て行きました。
冷たい風が吹いていました。
空を見上げると真っ青な冬の空です。
「今日は冬至だ」

  寒空を横切って飛ぶ飛行機に 光当たりて雲ひとつなし(山の茂吉)

実は誰もいない畑の端っこで・・・をしていたのです。ふと見上げた空にキラキラと光る飛行機が飛んでいきました。

寒いわけです。
今日は新月で一晩中待っても月は出てきません。
その割に今朝4時には外は明るかったのです。ものすごく天気がよかったんだと思います。

  夕暮れに風呂の薪割る冬至かな(山の茂吉)

夕暮れになると風呂を焚く薪を割ります。沸いたら入るのを楽しみに割ります。
寒さはこれからが本番。あまり好きではない風呂も楽しみです。と言っても入浴は3分ですから、普通の人のようではないのですけど。

  洗い物する手にピリピリとあかぎれの季節きたるの実感深まる(山の茂吉)

楽ではないこの山暮しの本当の味わいはヤッパリ冬です。
これが無ければ山暮しは半端なもんです。

冬至過ぎると今度は少しずつ日が長くなるのです。と言っても朝の日が登るのはまだまだ早くはなりません。
そのうち「寒」になります。

1月1日号の「たねニュース」ができましたので近く発送します。
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